ニキビの症状ごとに最も効果が高いニキビの薬5つ

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ニキビがどうしても気になるときは、薬を使って今すぐなんとかしたい!と思いますよね?ニキビの薬と一概に言っても、市販薬から処方薬、漢方薬まであって、お医者さんに処方してもらった薬が一番いいのだろうけど。。。とは思いつつも、病院に行くのは手間なので、できれば身近なドラッグストアで済ませられたらいいなとも思いませんか?

症状によって、適切なニキビ薬を使用すればニキビが改善され、あなたの悩みを一時的に無くすことができるかもしれません。今回は、ニキビ薬の種類から症状別の使い方、効果的な使い方まで、ニキビ薬について詳しく紹介します。

薬の使い方を間違えると、効果を感じられないということもありますので、しっかり自分の症状と見比べて使用してください。

1、市販薬と処方薬の違い

ニキビの薬には下記のような種類があります。

  • 医療用医薬品
  • 一般用医薬品
    • 第一種医薬品
    • 第二種医薬品
    • 第三種医薬品
  • 医薬部外品

大きく医療用医薬品と一般用医薬品に分けられ、一般用の中でも第一種~第三種、そして医薬品ではありませんが薬用効果のあるケア製品として医薬部外品があります。医療用医薬品は医師の診断・処方が必要です。

皮膚科がニキビに処方するものには抗生物質やホルモン剤、ビタミン剤など、さまざまな種類があり、市販のニキビ薬よりも幅広い症状に対応することができます。

逆に一般医薬品は通称OTC(Over The Counter)医薬品と呼ばれ、誰でも選んで購入することが可能です。ただし、第一種医薬品は薬剤師により情報提供が義務付けられていますし、第二種医薬品は薬剤師や登録販売者が常駐する店舗でしか購入ができません。

簡単に言えば、上記箇条書きで上にいけばいくほど高い効果が期待できるが副作用などのリスクもあり、下にいけばいくほど効果はゆるやかでリスクが低いということです。

ニキビ薬は一般用医薬品も多く販売されていますが、さまざまな商品を試しても結果が得られない方もいると思います。そのような方は皮膚科で医療用医薬品を処方してもらうことをおすすめします。

2、薬の種類

薬の種類として、一般のドラッグストアで販売されている一般用医薬品、皮膚科で処方してもらう医療用医薬品、漢方の3つがあります。

ちょっとしたニキビであれば、市販の薬でも改善は見込めますが、どうしてもすぐに改善したい方は皮膚科で処方してもらう方が確実です。

2−1、市販のニキビ薬

適量を患部に塗布するだけの塗り薬が主流です。ただし1週間使用しても改善しない場合は、使用を中止して医師に相談しましょう。ステロイドの長期使用は逆にニキビの原因になることもあります。下記の中では「テラ・コートリル」が抗生物質配合ステロイド系の外用薬です。大きく腫れた炎症ニキビを早く治しますが継続的に、そして広範囲に使わないよう注意してください。

市販薬

オロナインH軟膏(医薬品) リンク先:@コスメ商品ページ 口コミ評価 ☆5.3
テラ・コートリル(医薬品) リンク先:@コスメ商品ページ 口コミ評価 ☆5.3
クレアラシル(第2類医薬品) リンク先:@コスメ商品ページ 口コミ評価 ☆2.3

2−2、お医者さんに処方してもらえる5つの薬の種類

  1. 抗生物質
  2. 抗炎症剤
  3. 皮脂分泌抑制剤
  4. 抗ニキビ剤
  5. ビタミン剤
  6. 過酸化ベンゾイル」配合のニキビの新薬

1. 抗生物質

ニキビの原因の1つであるアクネ菌などの菌が繁殖した際に、菌を抑えるために使用し、赤みを改善します。即効性があり、瞬時に改善したいときに使用します。

飲み薬:ミノマイシン、など

ミノマイシン

塗り薬:ダラシンTアクアチム、など

ダラシン

アクアチム

万能ではない抗生物質

  • あくまで炎症を抑えるだけで、根本解決にはならない
  • 副作用がある:めまい、カンジダ症、肝機能障害、胃腸障害など
  • 治療を続けると細菌が薬剤耐性を持つため、長期間使用できない。薬剤耐性を持った細菌は、その抗生物質が効かなくなる。

2. 抗炎症剤

飲み薬:ブルフェンなど

ブルフェン

塗り薬:イブプロフェンピコノール(スタデルクリーム)など

スタデルム

3. 皮脂分泌抑制剤

女性の場合は、ホルモンバランスの乱れることによって、過剰な皮脂の分泌が起こることもあるため、その場合、ホルモン剤なども用いられます。

飲み薬:ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンC、女性ホルモン剤(メサルモンF、低用量ピル)

メサルモンf

塗り薬:イオウカンフルローション

イオウカンフルローション

4. 治療薬

塗り薬:ディフェリンゲルなど

ディフェリン

5.ビタミン剤

皮膚組織の回復を早め、肌の新陳代謝を高める。市販のサプリメントに比べると、吸収効率などが良い。

飲み薬:シナールハイチオール など

シナール

ハイチオール

 6.「過酸化ベンゾイル」配合のニキビの新薬

2015年に画期的な新成分として登場した「過酸化ベンゾイル」入りの薬はアクネ菌の殺菌力に加えて炎症と皮脂の過剰分泌を抑えるスグレモノ。海外では古くからニキビ治療に使用されている成分で、軽度から中度のニキビに効果を発揮します。継続的に使うことでアクネ菌の繁殖を抑えるためニキビ予防にも効果的で、角質を取り除く働きもあるので毛穴の詰まりも予防してくれます。

塗り薬:マルホ株式会社 ベピオゲル2.5, 株式会社 ポーラファルマデュアック配合ゲル

ベピオゲル2.5 デュアック配合ゲル

2−3、漢方

薬が肌にどうしても合わない方や、体質から改善したいとお考えの方に処方されます。帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)、桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)は古くから女性に使われる漢方で、ホルモンバランスを整える作用があります。できてしまっているニキビを治すには清上防風湯(せいじょうぼうふうとう)。漢方の考え方は体の不調を内面から改善調整するというものです。内面不調の症状によって漢方薬を選ぶため、病院では、どのように調子が悪いのかを詳しく伝えてください。

  • 当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん):むくみ、くすみ、しみ、皮膚黒ずみ、冷え性、疲れ、体力低下、貧血、肩こり、ホルモンバランスの乱れ、生理不順、更年期障害など

当帰芍薬散

  • 加味逍遥散(かみしょうようさん):頭痛、肩こり、便秘、ストレス、貧血、ホルモンバランスの乱れ、生理不順、慢性疲労、虚弱体質など

加味逍遥散

  • 十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう):化膿性のにきび、皮膚の赤み、かゆみなど

十味敗毒湯

  • 桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん):赤ら顔、しみ、ストレス、ホルモンバランスの乱れ、生理不順、生理痛など

桂枝茯苓丸

  • 清上防風湯(せいじょうぼうふうとう):オイル肌、皮膚の炎症など

清上防風湯

  • 排膿散及湯(はいのうさんきゅうとう):皮膚の炎症、歯肉炎などの化膿性皮膚疾患など

排膿散及湯

  • 荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう):湿疹、血行不良、目の下のくま、皮膚のくすみ、鼻炎、蓄膿症など

荊芥連翹湯

3、ニキビの状態別、おすすめ薬・選び方

さて、たくさんの薬がありますが、自分のニキビの症状からどの薬を選べばいいか迷う方も多いのでは?皮膚科に行くのがベストですが、できれば安価で手軽に治療ができる市販薬を選びたい…そんな方のために薬の選び方をお教えします。

背中や胸元、広範囲に使う薬

胸元や背中など、身体にできるニキビは広範囲にできることが多いと思います。そのような広範囲に塗る場合は市販薬「オロナイン」をまずお試しください。背中や胸元のニキビはマラセチア菌などカビの一種が原因となっていることが多く、アクネ菌が原因となる顔のニキビとは対処法も異なります。また抗生物質を広範囲に多用するのはリスクを伴います。そういった点を踏まえると、大容量でさまざまな細菌に対応できるオロナインがベストな選択でしょう。
それでも症状が治まらない場合は迷わず皮膚科で相談しましょう。

大きい赤ニキビ・黄ニキビなど炎症ニキビ

大きく腫れて激しい痛みを伴うニキビは炎症がひどいため抗生物質でないとなかなか治りません。病院で処方してもらうのがベストですが、応急処置として市販薬を使う場合は、面疔・毛嚢炎用の抗生物質が入った薬を選びましょう。上記で案内した市販のニキビ薬の中ではテラ・コートリルがそれに当たります。

テラ・コートリルテラ・コートリル®
[効果効能]化膿を伴う皮膚炎
ジョンソン・エンド・ジョンソン
出典:https://www.jnj.co.jp/consumer/otc/skin/index_13.html
抗生物質とオキシテトラサイクリン塩酸塩、また副腎皮質ステロイドのヒドロコルチゾンが入っており、腫れたニキビによく効きます。他にもステロイド・抗生物質が配合されている市販薬はいくつかあり、抗生物質の種類やステロイドの種類が少し違っていたりします。使ってみて効かない場合は、配合成分を確認しながら他の薬も試してみましょう。治りが遅い場合は必ず皮膚科に行くようにしてください。

生理前にポツポツできる大人ニキビを早く治したい方に

普段はニキビ肌ではないのに、生理前だけポツポツできる大人ニキビ。口周りや顎にできる場合が多く目立つため気になりますよね。これはホルモンバランスが原因のため、低用量ピルで改善する場合があります。生理前に増える男性ホルモンの分泌量を抑えるため皮脂が過剰に分泌されず、また女性ホルモンを補うことでニキビができにくい状態になります。

ニキビ跡

ニキビ跡には色素が沈着したものと凹凸ができるものの2種類があり、それぞれお薬や治し方も違います。炎症した赤みがそのまま茶色く色素沈着したものは、薄いものならシミ対策の飲み薬や塗り薬に効果を期待できます。
ケシミンクリーム

[ケシミンクリーム]小林製薬
医薬部外品:メラニンの生成を抑え、しみ、そばかすを防ぐ
出典:http://www.kobayashi.co.jp/seihin/kmn_c/

ハイチオールcプラス

[ハイチオールCプラス]エスエス製薬
第3類医薬品:シミ・そばかすに効く。肌の生まれ変わりをL-システインがサポート。
出典:http://www.ssp.co.jp/product/all/hc/

しかし、濃いシミや凹凸になってしまったクレーター毛穴は塗り薬や飲み薬では改善できません。残された治療法は美容皮膚科でのレーザー治療やピーリングなどです。見栄えをよくするための治療になるため保険適用外であり、高額になってしまいます。ニキビ跡にしないためにも、正しい薬を選ぶことが大切です。また、ニキビ肌用の基礎化粧品には、メラニン色素の抑制や活性酸素を除去する作用をもつ「ビタミンC誘導体」が入っているものもあります。そのようなケア製品で日頃から色素沈着を防ぐことも大切です。

4、薬の使い方・副作用などの注意点

塗布するタイプのニキビ薬は、清潔な状態で使用します。
病院で処方された薬に関しては、効果を期待できる分、市販薬より副作用のリスクが高くなります。必ず、医師の指示に従うか、専門サイトをご覧の上ご使用ください。塗り過ぎ・長期間の利用は特にご注意ください。
外用薬の副作用には赤みやかゆみ、ヒリヒリ感、乾燥などがあります。内服薬の場合は、ビタミン剤や漢方薬ならば副作用の心配はほぼありませんが、抗生物質は種類によりめまいや吐き気、下痢、頭痛などの副作用がでる場合があります。
また、処方薬の場合は同じような症状でも貸し借りすることは絶対に避けてださい。症状によって、効果のでる薬とでない薬があり、場合によっては余計悪化してしまう可能性もあります。

5、ニキビを薬で治す

薬による治療は、すぐに赤みや痛みを改善できる便利さはありますが、あくまでもできてしまったニキビを改善するのが目的です。いくら薬を飲み続けたり、塗布し続けたりしたとしても、繰り返すニキビを根本から治すことはできません。表面的な改善ということを忘れずに、根本治療をしていくことを心がけてください。

M&Mスキンケアクリニック 副院長
今野 みどり監修

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