ニキビの症状ごとに最も効果が高いニキビの薬5つ

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2−3、漢方

薬が肌にどうしても合わない方や、体質から改善したいとお考えの方に処方されます。帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)、桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)は古くから女性に使われる漢方で、ホルモンバランスを整える作用があります。できてしまっているニキビを治すには清上防風湯(せいじょうぼうふうとう)。漢方の考え方は体の不調を内面から改善調整するというものです。内面不調の症状によって漢方薬を選ぶため、病院では、どのように調子が悪いのかを詳しく伝えてください。

  • 当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん):むくみ、くすみ、しみ、皮膚黒ずみ、冷え性、疲れ、体力低下、貧血、肩こり、ホルモンバランスの乱れ、生理不順、更年期障害など

当帰芍薬散

  • 加味逍遥散(かみしょうようさん):頭痛、肩こり、便秘、ストレス、貧血、ホルモンバランスの乱れ、生理不順、慢性疲労、虚弱体質など

加味逍遥散

  • 十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう):化膿性のにきび、皮膚の赤み、かゆみなど

十味敗毒湯

  • 桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん):赤ら顔、しみ、ストレス、ホルモンバランスの乱れ、生理不順、生理痛など

桂枝茯苓丸

  • 清上防風湯(せいじょうぼうふうとう):オイル肌、皮膚の炎症など

清上防風湯

  • 排膿散及湯(はいのうさんきゅうとう):皮膚の炎症、歯肉炎などの化膿性皮膚疾患など

排膿散及湯

  • 荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう):湿疹、血行不良、目の下のくま、皮膚のくすみ、鼻炎、蓄膿症など

荊芥連翹湯

3、ニキビの状態別、おすすめ薬・選び方

さて、たくさんの薬がありますが、自分のニキビの症状からどの薬を選べばいいか迷う方も多いのでは?皮膚科に行くのがベストですが、できれば安価で手軽に治療ができる市販薬を選びたい…そんな方のために薬の選び方をお教えします。

背中や胸元、広範囲に使う薬

胸元や背中など、身体にできるニキビは広範囲にできることが多いと思います。そのような広範囲に塗る場合は市販薬「オロナイン」をまずお試しください。背中や胸元のニキビはマラセチア菌などカビの一種が原因となっていることが多く、アクネ菌が原因となる顔のニキビとは対処法も異なります。また抗生物質を広範囲に多用するのはリスクを伴います。そういった点を踏まえると、大容量でさまざまな細菌に対応できるオロナインがベストな選択でしょう。
それでも症状が治まらない場合は迷わず皮膚科で相談しましょう。

大きい赤ニキビ・黄ニキビなど炎症ニキビ

大きく腫れて激しい痛みを伴うニキビは炎症がひどいため抗生物質でないとなかなか治りません。病院で処方してもらうのがベストですが、応急処置として市販薬を使う場合は、面疔・毛嚢炎用の抗生物質が入った薬を選びましょう。上記で案内した市販のニキビ薬の中ではテラ・コートリルがそれに当たります。

テラ・コートリルテラ・コートリル®
[効果効能]化膿を伴う皮膚炎
ジョンソン・エンド・ジョンソン
出典:https://www.jnj.co.jp/consumer/otc/skin/index_13.html
抗生物質とオキシテトラサイクリン塩酸塩、また副腎皮質ステロイドのヒドロコルチゾンが入っており、腫れたニキビによく効きます。他にもステロイド・抗生物質が配合されている市販薬はいくつかあり、抗生物質の種類やステロイドの種類が少し違っていたりします。使ってみて効かない場合は、配合成分を確認しながら他の薬も試してみましょう。治りが遅い場合は必ず皮膚科に行くようにしてください。

生理前にポツポツできる大人ニキビを早く治したい方に

普段はニキビ肌ではないのに、生理前だけポツポツできる大人ニキビ。口周りや顎にできる場合が多く目立つため気になりますよね。これはホルモンバランスが原因のため、低用量ピルで改善する場合があります。生理前に増える男性ホルモンの分泌量を抑えるため皮脂が過剰に分泌されず、また女性ホルモンを補うことでニキビができにくい状態になります。

ニキビ跡

ニキビ跡には色素が沈着したものと凹凸ができるものの2種類があり、それぞれお薬や治し方も違います。炎症した赤みがそのまま茶色く色素沈着したものは、薄いものならシミ対策の飲み薬や塗り薬に効果を期待できます。
ケシミンクリーム

[ケシミンクリーム]小林製薬
医薬部外品:メラニンの生成を抑え、しみ、そばかすを防ぐ
出典:http://www.kobayashi.co.jp/seihin/kmn_c/

ハイチオールcプラス

[ハイチオールCプラス]エスエス製薬
第3類医薬品:シミ・そばかすに効く。肌の生まれ変わりをL-システインがサポート。
出典:http://www.ssp.co.jp/product/all/hc/

しかし、濃いシミや凹凸になってしまったクレーター毛穴は塗り薬や飲み薬では改善できません。残された治療法は美容皮膚科でのレーザー治療やピーリングなどです。見栄えをよくするための治療になるため保険適用外であり、高額になってしまいます。ニキビ跡にしないためにも、正しい薬を選ぶことが大切です。また、ニキビ肌用の基礎化粧品には、メラニン色素の抑制や活性酸素を除去する作用をもつ「ビタミンC誘導体」が入っているものもあります。そのようなケア製品で日頃から色素沈着を防ぐことも大切です。

4、薬の使い方・副作用などの注意点

塗布するタイプのニキビ薬は、清潔な状態で使用します。
病院で処方された薬に関しては、効果を期待できる分、市販薬より副作用のリスクが高くなります。必ず、医師の指示に従うか、専門サイトをご覧の上ご使用ください。塗り過ぎ・長期間の利用は特にご注意ください。
外用薬の副作用には赤みやかゆみ、ヒリヒリ感、乾燥などがあります。内服薬の場合は、ビタミン剤や漢方薬ならば副作用の心配はほぼありませんが、抗生物質は種類によりめまいや吐き気、下痢、頭痛などの副作用がでる場合があります。
また、処方薬の場合は同じような症状でも貸し借りすることは絶対に避けてださい。症状によって、効果のでる薬とでない薬があり、場合によっては余計悪化してしまう可能性もあります。

5、ニキビを薬で治す

薬による治療は、すぐに赤みや痛みを改善できる便利さはありますが、あくまでもできてしまったニキビを改善するのが目的です。いくら薬を飲み続けたり、塗布し続けたりしたとしても、繰り返すニキビを根本から治すことはできません。表面的な改善ということを忘れずに、根本治療をしていくことを心がけてください。

M&Mスキンケアクリニック 副院長
今野 みどり監修

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