目にできるニキビのようなものの正体とは?その治療法も紹介

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目

目の周りの皮膚は薄くて皮脂も少ないため、ニキビができるイメージがわかない人も多いのではないでしょうか。でも、ある日突然、目の周りや粘膜のキワに白いぽつぽつや赤いできものが現れることがあるのです。
このニキビのようなできものの正体はいったい何なのでしょうか?改善策や治療法もあわせてご紹介します!

1. 気になる白いぽつぽつの正体とは?見分け方は?

1-1 白ニキビ

ニキビの初期段階に現れるのが白ニキビです。白ニキビは、皮脂の過剰分泌によって毛穴に角栓が詰まり、毛穴に皮脂が詰まって白く見えている状態です。まだアクネ菌が増殖する前の段階なので炎症は起こしていませんが、ここにアクネ菌が入り込み増殖することで赤ニキビになってしまいます。睡眠不足などが原因で起こる肌のターンオーバーの乱れにより角層が固くなって毛穴がふさがれ、その毛穴の中に皮脂や角質などの汚れがたまってニキビとなるのです。

1-2 稗粒腫(ひりゅうしゅ・はいりゅうしゅ)

稗粒腫とは、毛根を包み込んでいる球状の袋(毛包)や未発達の皮脂腺に、角質がたまり排出しきれずに袋状になったものです。アクネ菌が原因ではないため炎症や痛みもなく、形状も1~2mm大のぽつぽつのままで、それ以上ひどくなることはありません。

稗粒腫には、特別な原因のない「原発性稗粒腫」と、皮膚の疾患などで生じる「続発性稗粒腫」があります(ただし、疲れていて目をこすることが多い人がかかりやすいとも言われています)。

1-3 マイボーム腺炎

瞼の内側のキワにできる小さな白いぽつぽつは、ビタミン不足も要因の一つです。女性の場合は粘膜に入れるアイラインや、アイシャドウ、マスカラが原因のマイボーム腺炎も疑われます。

2. 白いできものはナゼできる?

2-1 毛穴を詰まらせることが原因

目の周りのニキビの原因目の周りは皮脂腺が少なく、ニキビはあまりできないものと思いがちですが、目元はアイメイク等でいじることが多い部分でもあります。また、メイクをした後のクレンジングが不十分だと、雑菌が繁殖しやすくなってしまうため注意が必要です。

他にも、前髪がかかることで皮膚が刺激されたり、顔のニキビを隠そうとコンシーラーやファンデーションを厚塗りし、アイメイクに力をいれることも毛穴を詰まらせる一因となっています。これらのことが組み合わさってニキビの原因となっている可能性があります。

2-2 カラーコンタクトや期限切れ、長時間のコンタクトレンズによるもの。

カラーコンタクトカラーコンタクトは、眼科で検査を受けなくても、インターネットで手軽に購入できるようになり、おしゃれ目的で使用する若者が増えています。

しかし、厚さが分厚いものだと酸素の透過性が悪くなります。これらのことから、カラーコンタクトをしていると目の乾燥や炎症が起こりやすくなるのです。

また、通常のコンタクトレンズでも期限切れのものを使用していたり、長時間つけたままにしていると、目の病気につながります。こういったことも、目の周りにマイボーム腺炎などの炎症をおこさせる原因になっています。実際、眼科には、カラーコンタクトによる目の炎症やできものなどで訪れる患者さんが増えています。カラーコンタクトレンズ、またはコンタクトレンズを使用する際には、定期健診をきちんと受け、使用期限や使用時間には気をつけましょう。

2-3 腎臓や肝臓の機能が低下している可能性

脂質・添加物の多い食べ物やアルコールをたくさん摂取すると肝臓に負担をかけることになり、それがニキビとなって現れることがあります。また、脂っこいものや甘いものを食べると皮脂の分泌が促されることも、ニキビの原因となります。

老廃物や毒素を体外に排出する働きをする腎臓が弱り、デトックスがうまくできなくなることも、ニキビができやすくなる要因のひとつです。

中医学では、肝臓の陰陽バランスの崩れがものもらいなどの目の疾患の原因になると考えられています。また、腎臓に機能障害が起こっても、血液中の栄養を目まで届けることが難しくなり、目の周りの不調が起こると言われています。

2-4 乾燥や刺激もニキビの原因に

目の下の皮膚は非常に薄く、特に刺激を受けやすい部分です。乾燥や紫外線などで刺激を受けると、ニキビのみならずシミやシワなどの肌トラブルを起こしやすくなるので、注意が必要です。

また、白ニキビができているところが乾燥すると症状が進行して赤ニキビになることもあります。 乾燥で角質層が厚くなり、老廃物が溜まることでアクネ菌が発生して炎症を起こすことが原因です。 赤ニキビになると見た目にも目立ち、大きくなることもあるので、そうなる前に医師に相談して早めの治療をこころがけましょう。

2-5 ニキビと稗粒腫の見分け方

しっかりスキンケアを行い、規則正しい生活を送っていてもニキビが改善しない場合は、稗粒腫を疑ってよいかもしれません。稗粒腫の場合は、炎症がなく白い1~2mmのぽつぽつから変化しないのも大きな特徴です。

3.  ニキビ!どう改善する?治療方法はあるの?

3-1 洗顔の仕方を見直す

洗顔の見直し目元のメイク汚れは残りやすいため、ポイントメイク専用のクレンジングなどを使用して、メイク汚れをきちんと落として清潔にすることを心がけましょう。また、カラーコンタクトやまつ毛エクステ、アイプチ、アイメイクをなるべく控えることも大切です。コンタクトレンズのケアを見直し、定期健診をきちんと受けるようにしましょう。

また、洗顔後は乾燥を防ぐために化粧水や乳液、ワセリンなどを使用して保湿をしましょう。

3-2 稗粒腫の場合は時間がたつと治る

稗粒腫の場合は数年かけて角質が少しずつたまり、やがてそれが破れて再び平らな状態に戻るもの。しかし、どうしても早く治したい場合は病院で処置をしてもらうのがベストです。

保険診療であれば針で突起部分を切開し中身を出したり、ピンセットで圧迫する方法があります。自費診療であれば、CO2レーザーによる治療も有効です。

稗粒腫もニキビと同様に皮脂の分泌が多いことや毛穴がつまりやすいことが原因なので、毛穴をきれいにするためのスキンケアや生活習慣の改善を行うとよいでしょう。

4. 目の周りにできる赤ニキビ

目の周りにできるのは白ニキビだけでなく、白ニキビが悪化した赤ニキビもあります。また、ニキビのように見えても、以下のように別の疾患である可能性があるので、注意が必要です。

4-1 麦粒腫と霰粒腫

麦粒腫と霰粒腫赤ニキビのように見えるまぶたのできものは、以下のようなものがあります。

(1)麦粒腫(ばくりゅうしゅ)

いわゆる「ものもらい」と言われるものの一種で、まぶたの分泌腺や毛穴に細菌が入り込んで感染することが原因です。最初は局所的に軽いかゆみや痛みが生じ、じきに赤みをおびてきます。炎症がひどくなると化膿して腫れや痛みが強くなります。

(2)霰粒腫(さんりゅうしゅ)

こちらもものもらいの一種ですが、霰粒腫はまつげの生え際の「マイボーム腺」と呼ばれる、目を保護するための脂を分泌している器官に脂肪がたまることで起こる病気です。まぶたが腫れたりしこりができますが、無菌性の炎症なので痛みはあまりありません。

どちらの場合も、最初は眼科で抗生剤入りの点眼薬を処方されます。悪化すると麦粒腫の場合は針で突いて膿を出す措置、霰粒腫の場合は切開して周りの袋ごと切除する措置をとることになります。

4-2 目の周りにできるできものの部位や原因、色などのまとめ

目の周りにできるできものについて特徴をまとめました。

白ニキビ・赤ニキビ
  • 目の下など皮膚が薄いところにできる
  • 乾燥や紫外線による刺激が原因
  • 初期段階は白いが、炎症が進むと赤くなることも
 霰粒腫(さんりゅうしゅ)
  • 上下のまぶたにできやすい。
  • マイボーム腺に脂肪がたまってできる
  • 赤くなる
 麦粒腫(ばくりゅうしゅ)
  • まぶたの表面にできる「外麦粒腫」とまぶたの内側にできる「内麦粒腫」がある
  • まぶたの表面にある細菌が毛穴に入り込んで感染することが原因
  • 赤くなる
 稗粒腫(ひりゅうしゅ)
  • 目頭や目尻など、目の周りにできる
  • 毛穴から排出しきれなかった老廃物が毛穴にたまってできる
  • 白いぽつぽつがたくさんできるのが特徴

まとめ

目元にできるニキビには白いものや赤いものなどがあります。また、ニキビのように見えても、その他の病気も考えられます。目の周りは目立つ部分であるので、早く治したいですよね。

目の周りのニキビは手でつぶすなどの自己流なケアをせず、気になる場合は皮膚科や眼科を受診して相談し、原因をさぐって医師の指導の下で治療をするようにしましょう。

参考:
おおうち鍼灸院「ものもらい
清澤眼科医院通信「411 眼瞼皮膚の角化を伴う諸疾患
明治通りクリニック「稗粒腫(はいりゅうしゅ)

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上原 花

上原 花

ライター/通販化粧品会社勤務10年目。美容&健康食品の専門アドバイザーとして延べ10万人以上のお客様に関わる。学生時代よりニキビで悩むことが多かったため、肌トラブルに悩む方の目線にたった独自の切り口でコラムを執筆。現在は豊富な美容知識を生かし、ショッピングサイトを運営中。趣味はショッピング。

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