アクネ菌とは?殺菌法を知ってニキビの悪化を防ごう

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アクネ菌

ニキビの原因であるアクネ菌はどうして毛穴にいるのでしょうか?また、殺菌するにはどうすればよいのでしょうか?性質や特徴を理解してケアするために、さまざまな観点から解説します。

アクネ菌とニキビの関係

アクネ菌とニキビの関係ニキビは皮脂や角栓などで毛穴が詰まると発生します。ふさがった毛穴の中に皮脂が溜まった状態が白ニキビ、面皰(めんぽう)とも呼ばれています。さらにアクネ菌が増殖して炎症が起こると、赤ニキビや黄ニキビに悪化してしまいます。そうならないためには、まずは正しい洗顔でアクネ菌を増やさないことが大切です。

顔ニキビとアクネ菌

アクネ菌の正式名称はプロピオニバクテリウム・アクネスといい、常在菌の一種です。常在菌というのは、普段からヒトのからだに住みついている菌のことで、代表的なものには腸内細菌が挙げられます。アクネ菌も他の常在菌と同様に、善玉菌と悪玉菌が存在するといわれています。皮脂を好み、増殖する特徴があります。異常な増殖をしなければ問題はありません。

体ニキビとマラセチア菌

背中や二の腕、胸などにできるニキビのような吹き出物はアクネ菌が原因ではなく、マラセチア菌による毛包炎である可能性あります。アクネ菌のニキビと違い、マラセチア毛包炎は痒みや痛みを伴わないのが特徴です。マラセチア毛包炎ができる基本的なメカニズムはニキビと同じですが、マラセチア菌はカビの一種。ニキビと違い、自然治癒の可能性が低いのですが、医療機関で治療をすると1~2ヶ月で治癒することが多いので、自己判断で顔ニキビと同じ薬を使わずに、早めに受診しましょう。体にアクネ菌によるニキビができることもあるため、体ニキビをケアするためには、アクネ菌の繁殖を防ぐ必要があるのです。

アクネ菌・マラセチア菌はどちらも皮脂や湿気を好むので、余分な皮脂を落とし、肌を清潔に保つことが第一の予防法といえるでしょう。

アクネ菌の増殖メカニズム

アクネ菌は常在菌ですが、なぜニキビができる人とできない人がいるのでしょうか。善玉のアクネ菌は肌を弱酸性に保ち、病原菌の繁殖を抑える性質がありますが、悪玉アクネ菌は「遊離脂肪酸」という有害な物質を排出し、その結果ニキビに炎症が起こってしまいます。アクネ菌は空気が入らず、皮脂の多い場所を好みます。角栓で塞がれた毛穴の中で、皮脂を餌に悪玉菌が増殖してニキビが悪化していくのです。炎症が起こるのは、 皮脂が悪玉菌によって分解されて毒性のある物質になってしまうためです。抗酸化作用・殺菌作用のある化粧水の使用やビタミンBを摂取することで、悪化を防ぐことができます。

アクネ菌を殺菌するには

悪玉菌だけを殺菌できればよいのですが、それは難しいです。強い殺菌剤を用いると、善玉のアクネ菌や皮膚によい働きをしてくれる他の常在菌まで殺菌してしまうことになりますので、以下のことに注意してください。

エタノール・アルコール類

エタノール・アルコールの強い化粧水は殺菌にはいいのですが、肌への刺激が強いので注意が必要です。また、揮発性のあるエタノール・アルコール類は、眼の粘膜にしみやすく、炎症を起こす危険や皮膚の乾燥リスクがあるため、顔への使用はおすすめできません。皮膚科でもらう治療薬も含め、アルコール類のものを使うときは、ニキビ以外の部分にはつけないように注意が必要です。

サリチル酸/サリチル酸ナトリウム

サリチル酸は肌の角質を柔らかくする作用があり、角栓ができるのを防ぐ効果と、殺菌作用があるため、アクネ菌を減らしてニキビの炎症を抑える効果が期待できます。ニキビケアの化粧品だけでなくケミカルピーリングや昔の水虫治療にも使われている成分です。濃度によっては痒みや熱感など、過敏症状の副作用があるため注意が必要ですが、一般的な化粧品に含まれる濃度では心配ないでしょう。

イオウ

イオウはアクネ菌の殺菌に効果があるミネラルの一種で、ニキビ用の化粧品や薬に含まれていることが多い成分です。肌に必要な皮脂まで吸い取ってしまうため、乾燥肌には不向きです。イオウの入ったニキビ薬は、患部にピンポイントで使うことがおすすめです。

 グリチルリチン酸(抗炎症成分として)

抗炎症作用と抗アレルギー作用があるので、敏感肌やアトピー性皮膚炎の人のニキビケアに効果が期待できます。甘草という植物から抽出しているため、刺激が少ないことと、ステロイドに匹敵するほどの働きがあることで知られています。

アクネ菌はアルカリ性・酸性どちらに弱い?

phバランスアクネ菌は弱酸性のときが善玉菌と悪玉菌のバランスの取れた状態です。健康な肌のpHは4.5~6.0の弱酸性といわれていて、健康な肌を基準にすると、オイリー肌の人は酸性(4.5)、乾燥肌の人はアルカリ性(6.0)に傾いています。肌がアルカリ性に傾くと悪玉のアクネ菌が増えてしまいます。洗顔後は肌がアルカリ性に傾きますので、弱酸性の状態に戻してくれるコスメがおすすめです。

アクネ菌を増やさないためのケア

殺菌ばかりにとらわれては根本的なニキビの解決にはなりません。毛穴の詰まりがなければ、アクネ菌は増えないのですから、角栓が詰まらない毛穴を目指すことが現実的な解決方法といえるでしょう。

毛穴の詰まりを予防する

メイクは毛穴を塞いでしまいますので、できるだけ控えた方がよいのですが、社会人の方はなかなか難しいと思います。できてしまったニキビを隠すためにカバー力の高いクリームやリキッドタイプのファンデーションを選びたくなる気持ちはわかりますが、肌への負担が少ないミネラルファンデーションやフェイスパウダーを使いましょう。帰宅後はやさしく毛穴の詰まりをクレンジングするなど、日々の予防が大切です。

基礎化粧品で予防する

アクネ菌が繁殖しないよう、角質を柔らかくし、毛穴の入り口を塞がないようにするには、ニキビケア専用の基礎化粧品と、定期的なピーリングがおすすめです。 ニキビケア用の基礎化粧品には、サリチル酸などアクネ菌を殺菌する成分が含まれています。炎症ニキビにしないためにぜひお使いください。また、ピーリングジェルや拭き取り化粧水の使用で毛穴の詰まりを予防することが可能です。

アクネ菌は悪さをするだけではなく、肌を健康な弱酸性の状態に保つ働きのある常在菌です。毛穴を塞がないこと、肌を清潔に保つこと、肌に負担をかけないことなど。ニキビ予防のためには、小さなケアの積み重ねが大切です。洗顔石鹸や基礎化粧品、メイク、治療薬の他にも、ファンデーションのパフや洗顔後に使うタオルなども清潔な状態をキープしてください。せっかく丁寧にスキンケアをしていても、汚れたパフや使い回しのタオルなどからアクネ菌がつき、それらを使うことでアクネ菌を増やしている可能性もあるのです。気になる方は「顔につけるもの」すべてを見直してみてください。

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ルナ☆ ヨシダ

ルナ☆ ヨシダ

ライター/美容業界勤務10年目。アメリカの大学院を卒業し12年間の海外生活後、帰国。証券会社で翻訳業務に携わる。その後、大学での専門を活かし外資系化粧品会社にてインターネット関連の仕事に従事。趣味は、宝塚観劇、製菓。宝塚の娘役に憧れ、女子力アップを目指す。

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