
他の部分にはできないのに髭のある場所にばかりニキビができる人、意外と多いようです。髭のある場所にだけニキビができるのは、髭剃りが原因であることが多いのです。ではここで髭剃りがニキビの原因になる2つの要因と、その対処法を見ていきましょう。
【原因①】髭剃りの使い方が間違っている?
髭を剃る際、肌のケアをおろそかにしてはいないでしょうか。特に、よくあるT字型のカミソリを使っている人は要注意!力の入れ具合や角度、剃る方向によっては肌に多くのダメージを与えてしまいます。
肌がダメージを受けるとニキビができやすい!
ニキビが発生してしまう原因は、肌への刺激が原因になることが少なくありません。特に髭剃りで使うカミソリは、深剃りしやすく、髭と一緒に肌の表面にある「角質層」を削りやすい構造になっています。
角質層は、肌の保湿や細菌などが入り込まないように肌をバリアする働きがありますが、カミソリで角質層を削ってしまうことで、肌は乾燥をはじめとした肌トラブルが起きやすくなってしまいます。
この時、肌は皮脂でカバーしようと肌はオイリー気味に。髭は空気中の埃や雑菌をキャッチするため、皮脂と混じりあって毛穴を塞いでしまいます。これがやがてニキビへと変化することも少なくないのです。
【原因①の対処法】髭剃りの方法を見直そう
ここで、髭剃りによる肌へのダメージを防ぐために気をつけるべき点を紹介します。
髭剃りはカミソリより電気シェーバーがおすすめ!
カミソリは、どんなに気をつけても肌にダメージを与えてしまうので、髭を剃るには、カミソリよりも肌を傷つけにくい電気シェーバーを使うことをおすすめします。
ただカミソリの方が深く剃れるなどの理由で、どうしてもカミソリを使いたいという人は、以下の手順を参考にしてください。
手順1. 洗顔とシェービングフォーム
丁寧に洗顔をし、タオルでしっかりと顔についた水分を拭きます。そのあとに、シェービング剤を塗ります。
写真のShickのシェーブガードなどは、敏感肌向けで肌に負担が少ないのでおすすめです。
シック 薬用シェーブガード シェービングフォーム(医薬部外品)
http://www.schick-jp.com/shavings/9
手順2. 髭剃り
髭の生えている流れに沿い、上から下へ向かうように剃ります。剃り残しがある場合は、やさしく逆剃りして仕上げます。
手順3. 肌のお手入れ
シェービング剤を落としたらアフターローションやジェル、乳液などを使い、肌を保護しましょう。
next> 1 2 3