実は砂糖でニキビが治せる、って本当?

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砂糖

砂糖は私たちにとって身近な食材の1つ。ニキビ予防の観点からは、砂糖の摂り過ぎには注意しなければなりません。しかしスキンケアに利用すれば、なんと「ニキビを治してくれる」というのです。ぜひとも知っておきたい「砂糖とニキビの関係」について特集しました。

「砂糖がニキビに良くない」のは本当?

砂糖の摂り過ぎはニキビの原因に!

砂糖は糖質の一種で、芋やご飯に含まれるデンプンもその仲間です。 体にとっては主要なエネルギー源ですので、私たちにとって最も身近であり、必要不可欠な栄養成分といえます。

特に「デザートは別腹」というように、甘いものが大好きな女子は多いことでしょう。しかし、砂糖の摂り過ぎはニキビの原因になり、なおかつニキビが悪化しやすい環境を作り出してしまうのです。

砂糖の摂り過ぎがニキビに良くない3つの理由

1. 血糖値の急上昇

血糖値砂糖と言えば、多くの方が「白砂糖」を連想されるかと思います。これは、白米などと同じく「精製された炭水化物」です。実は、砂糖をはじめとする「精製された炭水化物」は、血糖値を急激に上昇させる食べ物。

血糖値の急激な上昇を抑える(血糖を下げる)ために、体内では「インスリン」というホルモンが大量に分泌されますが、インスリンには「皮脂の分泌を促す働き」もあります。 そのため、毛穴に皮脂が詰まりやすくなり、ニキビの原因である「コメド」が発生しやすくなります。

2. 体脂肪の蓄積

体脂肪の蓄積砂糖の主成分である「糖質」は、基本的に体内へ貯蔵しておくことができません。エネルギーとしてすぐに使える反面、余った分は、体脂肪として体に蓄積されてしまいます。

体脂肪が蓄積され太ってしまうと、これも皮脂の過剰分泌を促進させることとなり、ニキビができやすくなったり、悪化する原因にもなります。

3. 皮膚の炎症や酸化を高める可能性も

過剰摂取された糖質は、タンパク質と結びつき「AGEs」という物質になります。この現象は「糖化」と呼ばれ、コラーゲンや角質が変色する原因となります。肌で糖化が発生すると、肌がくすむ原因にもなるのです。

なお「AGEs」は、皮膚組織の炎症や酸化も促進させてしまうため、ニキビをより一層を悪化させる原因になると考えられます。

参考:『皮膚の糖化ストレスと光老化』(日本抗加齢医学会):http://www.anti-aging.gr.jp/english/pdf/2011/8(3)2329J.pdf

それはダメ! 極度な糖質制限

ニキビの発生や悪化を防ぐためにも、砂糖をはじめとする糖質を摂り過ぎている方は、控えめにした方がベターです。ただし、糖質を極端に抜くようなダイエットなどは健康面からも絶対に避けるべきといえます。

砂糖を使った洗顔&パックでニキビが予防できる

1. オイリー肌には「砂糖でのスキンケア」が効果的!

オイリー肌摂り過ぎには注意したい砂糖ですが、実は「スキンケアの用途」で使われることもあります。聞いたことの無い方にとっては意外かもしれませんが、角質を砂糖で取り除く「シュガースクラブ」なども最近では有名になってきました。

砂糖を顔につけることに抵抗がある方もいらっしゃるかもしれませんが、「シュガースクラブ洗顔が、ニキビを改善する」という研究結果も報告されています。

2012年3月20日刊行の『日本小児看護学会誌』に掲載された論文によると、「皮脂量が多くニキビができやすい学童、思春期の子供達には、シュガースクラブによるスキンケアが有効」と報告されています。(*1)

また、「NIKKEI STYLE」の記事では『肌がしっとり、もちもちになる 砂糖で洗顔』と題して、砂糖を使ったスキンケアの有効性を紹介。「オイルコーティングした砂糖(てんさい糖)スクラブ」で、顔へのスキンケア・マッサージを1カ月間実施したところ、ニキビの改善が認められた」という研究結果が、山口求教授(藍野大学医療保健学部)から紹介されています。「ニキビの原因菌のアクネ菌がスクラブ洗顔後は検出されず、殺菌効果も示唆される」「ニキビ跡や色素沈着の跡も薄くなる」とのことでした。

このように「砂糖を使ったスキンケアの有効性」を示すデータも存在しています。現在ニキビができている方だけでなく、ニキビ跡が気になる方も「シュガースクラブ洗顔」を試してみる価値がありそうですね。

(*1 『学童期・思春期の尋常性座瘡(にきび)のスキンケアに関する研究 : シュガースクラブの洗浄効果の検証』:http://ci.nii.ac.jp/naid/110009436673

2. 砂糖を使った洗顔法

シュガースクラブ砂糖を使った洗顔は、通常の洗顔の後に行います。適量のシュガースクラブを、皮脂分泌量の多いTゾーンを始め、マッサージするように顔全体へ伸ばします。

最後にぬるま湯で充分に落としてから水気をふき、基礎化粧品などでスキンケアを行ってください。スクラブ洗顔後に基礎化粧品を使うことで、浸透力のアップが期待できます。

先ほどのNIKKEIの記事で紹介されていた「植物油でコーティングされた状態のてんさい糖」のシュガースクラブは、例えば、ABYSALLのネットショップにて「スイーツスキンケアシュクレ」という名称で販売されています。

てんさい糖そのものは、一般のスーパー、百貨店、ネットショップでも購入可能です。シュガースクラブを自宅で作りたい、という方はこちらをご用意ください。

「NIKKEI STYLE」の記事では「上白糖」を使ったスクラブ洗顔法が掲載されていますので、てんさい糖が手に入らない場合は「上白糖」でシュガースクラブを自作しても良いでしょう。作り方は、次の「上白糖を使ったスクラブ洗顔&パックの方法」でご紹介致します。

3. 上白糖を使ったスクラブ洗顔&パックの方法

シュガースクラブで洗顔とパックを同時におこなうこともできます。作り方は、美容液や乳液にひとつまみの上白糖を加えるだけ。それを洗顔後のぬれた顔に優しくのばしますが、その際スクラブ効果も期待できます。1〜2分ほどおいてから、洗い流してください。

これによって肌の保水力を高めることが期待できます。肌の保水力を高めることは、肌のスムーズなターンオーバーにも不可欠。スムーズなターンオーバーは、ニキビ跡の軽減にもつながります。このほか、乾燥によって引き起こされるニキビの予防にもつながります。

4. シュガースクラブを使ったスキンケアの注意点

 強くこすり過ぎないこと

洗顔と聞くと、ごしごしと豪快に洗い上げるような様子を想像される方もいらっしゃるかもしれませんが、肌へ刺激を与えるような洗い方は、かえってニキビの原因となったり、ニキビを悪化させたりします。砂糖を使ったスクラブ洗顔(シュガースクラブ)は安全性の高い方法と考えられますが、できる限りやさしく洗うことが必要です。

よく洗い流すこと

良く洗い流す砂糖を使った洗顔・パック後は、肌に砂糖が残らないようにしっかりと洗い流してください。肌に砂糖が残っているとメイク乗りも悪くなります。

また、砂糖が残った肌に紫外線が当たることで「シミ」へつながるほか、皮膚のタンパク質と結びついて「糖化」が起きる可能性もあります。先ほど説明したように、糖化は皮膚組織の炎症や酸化も促進させるため、ニキビが悪化させる原因になると考えられます。

まとめ

 砂糖をはじめとする甘いものや、芋、白米などの「糖質・炭水化物の摂り過ぎ」は、ニキビにとって良くありません。 急激に血糖値を上昇させてしまうほか、体脂肪の蓄積や、肌の炎症や酸化を高めてしまう可能性があるからです。これは結果として、ニキビの発生や悪化につながると考えられます。

一方、砂糖にはただ摂取するだけでなく「スキンケアに取り入れる方法」があります。ニキビができている方は、シュガースクラブ洗顔やパックを行うことで、その改善も期待できます。

私たちに身近な食材である「砂糖」との付き合い方を、今一度見直して、ニキビ予防やスキンケアに役立ててください。

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このは まり

このは まり

ライター/化粧品・健康食品会社勤務。アートディレクター・デザイナー歴17年。化粧品のカタログ、ポスター、パッケージデザイン、ウェブ広告などに携わる。趣味は自然療法。

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