禁煙できないあなたへ!タバコがニキビに良くない3つの理由と対策法

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タバコ

タバコはニキビに良くないと言われていますが、どんな風によくないのでしょうか。また、現在流行している「アイコス」に代えることで、ニキビ予防にも役立つのでしょうか。今回はアイコスを発売しているフィリップモリス・ジャパンさんにも問い合わせをおこない、その返答も掲載しました。

タバコがニキビに良くない「3つの理由」を知ろう

タバコはニキビに良くないと言われていますが、これは本当です。喫煙者と聞くとなんとなく男性のイメージですが、ストレス解消や食欲を抑える効果を狙って喫煙する女性も少なくありません。実際に禁煙を難しいと感じて、なかなか辞められない方もいるかと思います。しかし、ニキビのことを考えると禁煙を目指すべきです。はじめにタバコがニキビに良くない「3つの理由」を確認しましょう。

タバコがニキビに良くない理由1: ビタミンCの破壊

タバコの「ニコチン」がビタミンCを破壊する

ニコチンタバコにはニコチンという成分が含まれ、喫煙によって血中に行き渡ります。これにより、1本のタバコで体内に蓄積されたビタミンCが25mg〜100mgが破壊されるのです。なお成人はビタミンCの摂取が1日に50mg程度必要とされています。たった1本のタバコでも、ビタミンCが大幅に破壊されることがお分かり頂けるでしょう。

 ビタミンCの破壊からニキビが悪化しやすい状態へ

ビタミンCには、活性酸素を除去する働き(炎症を軽減する作用)があります。喫煙によってビタミンCが破壊されることで、ニキビが炎症を起こし悪化しやすい状態になっていると考えられます。

タバコがニキビに良くない理由2: 血管の収縮作用

タバコによるターンオーバーの乱れが初期ニキビの原因に

タバコを吸う女性タバコに含まれるニコチンには血管を収縮する作用があります。そのため喫煙によって、血液循環が悪くなるのです。血液循環が悪化すると、肌細胞への栄養や酸素の供給が減り、肌細胞の働きが悪くなります。これによって、肌のターンオーバーが乱れる可能性が考えられます。

ターンオーバーの乱れによって、肌細胞の生まれ変わりが充分でなくなると、角質の堆積へとつながります。堆積された角質が毛穴を塞ぐことで、ニキビの原因となるのです。

ちなみに、大人ニキビに悩む女性に対しては「低用量ピル」が処方されるケースがありますが、喫煙者は飲めません。低用量ピルを飲むと血栓ができやすくなりますが、喫煙によって収縮した血管に血栓が詰まれば、死亡など重大なトラブルとなる可能性もあるからです。実際に日本産科婦人科学会でも「喫煙していると低用量ピルの血栓症リスクが高い」と注意喚起しています。

出典:日本産科婦人科学会
http://www.jsog.or.jp/news/html/announce_20131227.html

喫煙による血液循環の悪化は、免疫細胞が体の各部へと届きにくくなることにもつながります。免疫細胞とは、ニキビの炎症を抑えるほか、細菌やウイルスとも戦うリンパ球や白血球のことです。喫煙による血液循環の悪化はニキビの炎症を進める原因となり、ニキビの悪化を早める可能性もあります。

タバコがニキビに良くない理由3: ニキビの炎症を促進させる

タバコの煙には発がん性があるとされるベンツピレンという成分が含まれますが、これが紫外線(UVA)に当たることで、肌の炎症を引き起こす原因となります。ちなみに、紫外線そのものもニキビの炎症や悪化の原因です。肌に紫外線が当たると、過角化が起きて、角質が硬く厚くなります。その結果、毛穴が詰まり、ニキビが発生しやすくなるのです。

屋外でタバコを吸う機会が多い方は、タバコの煙に含まれるベンツピレンと紫外線によって、肌へのダメージを余計に多く受けているとも言えます。つまり、ニキビの発生や炎症による悪化もより起こりやすくなると考えられます。

アイコスに変えれば、ニキビはできにくい?

アイコスアイコス(IQOS)は加熱式タバコで、ニオイや副流煙が少なく、同時に紙巻きタバコの煙の有害物質が約90%も低減されているということで、大きな話題を集めています。

出典:IQOS
https://www.iqos.jp/index.php?dispatch=landing_page.light#2

今回は「紙巻きタバコからアイコスに変えれば、ニキビはできにくくなるのか」ということについて、発売元のフィリップモリス・ジャパンさんに聞いてみました。

その結果「ニキビへの影響は調べていないが、紙巻きタバコからアイコスに変えても、ニキビの改善や予防にはつながらないだろう」とご回答頂きました。アイコスには、普通のタバコと同じようにニコチンが入っているため、ビタミンCの破壊や血管の収縮がもたらされてしまうからです。

喫煙者がニキビを予防する3つの方法

ニキビの改善や予防を考えると、禁煙を目指した方が良いです。…しかし、それがわかっていても禁煙できない方は多いのではないでしょうか。そんな方でも、できる限りニキビができないように予防する方法があります。喫煙者の方のために「タバコを吸っていてもニキビをできるだけ予防する方法」を3つご紹介します。

1. 充分なビタミンCを摂取する

ビタミンC「タバコがやめられない」という方は、ビタミンCを多めに摂取するように心がけて、ニキビ予防の第一歩を踏み出しましょう。

成人男性は、1日に90mgのビタミンC摂取が理想的です。しかし喫煙者の場合には125mgの摂取が推奨されていますので、ニキビ予防のためにもきちんと摂取してください。ビタミンCはサプリメントでの摂取が手軽ですが、もちろん食事から摂ることもできます。以下の表では、ビタミンCを多く含む食品を紹介します。

ビタミンCを多く含む食品 ビタミンC(*食品100gに対して)
青汁(ケール) 1100mg
パセリ 820mg
せん茶 260mg
赤ピーマン(果実、油いため) 180mg
赤ピーマン(果実、生) 170mg
キウイフルーツ(黄肉種、生) 140mg

(参考:文部科学省 食品成分データベース http://fooddb.mext.go.jp/index.pl

 2. 肌の健康に不可欠なミネラル・ビタミンを摂取する

ビタミンB不足するとニキビの原因になりうる栄養は、ビタミンC以外にも存在します。ミネラルでは特に、肌の健康維持に不可欠な亜鉛が重要。不足すればニキビなどの肌トラブルの原因となります。ビタミンでは、特にビタミンBの摂取がニキビ予防には不可欠。中でもビタミンB2・B6はニキビ治療で処方されるケースもあるほど重要なビタミンです。以下の表では、亜鉛・ビタミンB2・B6を多く含む食品をご紹介します。

 亜鉛を多く含む食品 亜鉛(*食品100gに対して)
小麦はいが 15.9mg
生かき(貝類) 13.2mg
ビーフジャーキー 8.8mg

 

 ビタミンB2を多く含む食品 ビタミンB2(*食品100gに対して)
白鮭めふん(腎臓) 6.38mg
スモークレバー(ぶた) 5.17mg
チーズホエーパウダー 2.35mg

 

 ビタミンB6を多く含む食品 ビタミンB6(*食品100gに対して)
米ぬか 3.27mg
ガーリックパウダー(食塩無添加) 2.32mg
ピスタチオ(いり、味付け) 1.22mg

(参考:文部科学省 食品成分データベース http://fooddb.mext.go.jp/index.pl)

3. タバコを吸うタイミングに気をつける

タバコを吸うタイミングに気をつけることも、ニキビ予防へとつながります。例えば「寝る前の一服」は、睡眠の質の低下や肌再生の阻害を引き起こし、ニキビの原因となる可能性があります。タバコに含まれるニコチンには覚醒作用があるため、寝付きが悪くなったり、眠りが浅くなる可能性が考えられます。同時に、ニコチンの血管収縮作用によって血流も悪化しますので、就寝中の肌の再生が妨げられ、ニキビができやすくなるのです。ニキビ予防の観点からは「寝る前はタバコを吸わないこと」が望ましいと言えるでしょう。

まとめ

ニキビ予防の観点からは禁煙を目指すことが望ましいですが、無理にご自分を追い詰める必要はありません。すぐにタバコをやめるのは難しいかもしれませんが、ニキビを予防する方法はあるため、今日から実践してみましょう。

(参考書籍)
『肌・髪のトラブルとケア』(主婦の友社)
『ようこそ!私のニキビクリニックへ』(海苑社)
『医師がすすめる美容治療 すすめない美容治療』(プチ・レトル)
『禁煙学(日本禁煙学会編)』(南山堂)

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上原 花

上原 花

ライター/通販化粧品会社勤務10年目。美容&健康食品の専門アドバイザーとして延べ10万人以上のお客様に関わる。学生時代よりニキビで悩むことが多かったため、肌トラブルに悩む方の目線にたった独自の切り口でコラムを執筆。現在は豊富な美容知識を生かし、ショッピングサイトを運営中。趣味はショッピング。

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