黄ニキビをなくす!すぐできる対処法と皮膚科学会推奨の治療法

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黄ニキビ

ニキビの中で厄介なのが、炎症が進行した「黄ニキビ」です。顔に黄色いニキビができてしまうと、あまり見た目もよくないのでつぶしてしまう人も多いのではないでしょうか。しかし、この黄ニキビは内部に膿が溜まるだけでなく、無理につぶしてしまうとニキビ跡として残ってしまう可能性が高いのです。

ここでは、黄ニキビができる原因と応急処置の方法、そして近年改訂されたニキビ治療のガイドラインにおける治療法を紹介します。

黄ニキビの症状と原因

黄ニキビまでの過程

通常、ニキビは白ニキビからはじまり、黒ニキビ、赤ニキビとだんだん重症化していきます。その赤ニキビ周囲のアクネ菌や黄色ブドウ球菌が、体内の白血球と反応して膿ができるのです。この状態が黄ニキビです。黄ニキビの状態は、炎症がかなり進んでいて、肌の真皮層にまでダメージが及んでいることもあるため、無理につぶしてしまうと凹凸のあるクレーターのようなニキビ跡ができてしまう可能性があります。

また、黄ニキビができやすいケースとして多いのが、赤ニキビの状態できちんとケアせず、放置したときにいつのまにかできている、というケースです。

疲れてそのまま寝てしまう疲れて帰宅して、お風呂にも入らずにそのまま寝てしまった翌日に、赤ニキビがいつのまにか黄色く膿んでいたという経験がある人もいるのではないでしょうか。

特に外出後というのは、肌が外気にさらされ、目に見えない埃や汚れがたまっています。その汚れを一晩放置していると、ニキビの原因菌が繁殖しやすくなるだけでなく、汚れが肌のターンオーバーを妨げることになるため、余計にニキビの症状を悪化させやすくなるのです。

黄ニキビができないようにするためには、まず何より夜のスキンケアを怠らないことです。

すぐになんとかしたい!黄ニキビができてしまったときの応急処置

黄ニキビができてしまった場合、基本的には症状が悪化しないようになるべく触らないようにして、毎日洗顔と保湿をすることが必須です。しかし、黄色いニキビが目立つところにあるとどうしても気になるものですよね。

ここでは黄ニキビを早くなくしたいという場合の応急処置を2点紹介します。

①黄ニキビの膿出しからの洗顔、保湿

膿出し膿をもった黄ニキビは基本的にはつぶさない方がよいのですが、膿を出し切ってしまった方が治りが早いという場合もあります。

実際のところ黄ニキビの症状と膿の出し方次第では、早く治ることがあるのは確かです。膿の出し方について詳しく説明している記事があるので、そちらを参考にしてみてください。

参考記事:【潰すのはNG?ニキビが膿んだときに気をつけるべきこと】

http://nikipedia.jp/acne-pus-5268

ただし上記の記事で言及されている通り、黄ニキビを無理につぶすのは跡として残ってしまう可能性があるので、あくまで応急処置として捉えておきましょう。

膿を処置した後はすぐに洗顔し、保湿をします。洗顔に使うものは石鹸でも洗顔料でもかまいませんが、ニキビの原因菌を殺菌する目的でつくられているニキビケア用の洗顔料がより効果的です。保湿には化粧水と保湿クリームを使い、乾燥から守ることも必要です。

また、洗顔と保湿の後にニキビ跡をカバーするために、「ニキビシール」を貼るのも効果的です。ニキビシールの中には、殺菌作用や抗炎症作用があるものがあるので、治りが早くなる場合もあります。

参考記事:手軽で便利、持ち運べるニキビシールがブーム!

手軽で便利、持ち運べるニキビシールがブーム!

②医療機関で黄ニキビを治療

皮膚科や美容皮膚科などの医療機関で行っているニキビ治療の一環で、黄ニキビにも対応している治療もあります。それらの治療はあくまで対処療法で、根本的に治すというわけではありませんが、早く黄ニキビを消したいというときには、自力で膿を出すなどの処置をするより安全です。

たとえば、「ニキビを最短で治す」をモットーにしている美容皮膚科のタカミクリニックでは、黄ニキビのような膿、炎症を伴うニキビには以下のような施術を提示しています。

タカミクリニックでは、ニキビに穴を空けて専用器具で膿を出す「ニキビ圧出」を行ってから、LEDの照射により患部の殺菌等を行い、最後にイオン導入でニキビの患部の症状を落ち着かせる、というセットの治療を行っています。黄ニキビの膿出しで終わらせないのは、その後のアフターケアをセットにすることで、ニキビ跡をつくらないようにするためです。

美容皮膚科以外の医療機関では、治療方法はそれぞれですが、ニキビ圧出の後に殺菌や炎症を抑えるために、抗生物質の内服薬や外用薬を処方されるのが一般的です。

日本皮膚科学会が推奨。黄ニキビ改善のための治療薬

2015年5月に日本皮膚科学会は、8年ぶりにニキビ治療のガイドラインを改訂しました。

それは、ニキビ治療の標準成分として世界的に使用される有効成分「過酸化ベンゾイル(BPO)」を含む治療薬が、厚生労働省に認可されたのがきっかけです。

これによりニキビ治療のガイドラインでは、赤ニキビや黄ニキビなど炎症を伴うニキビ治療法として、抗生物質と過酸化ベンゾイル(BPO)を併用することを推奨しています。

そんな過酸化ベンゾイル(BPO)を含む外用薬として注目されているのが「ベピオゲル」と「デュアック配合ゲル」です。

ベピオゲルは、日本で最初に認可された過酸化ベンゾイル(BPO)を含むニキビ治療薬で、デュアック配合ゲルの方が後発の治療薬となります。

ベピオゲル デュアック配合ゲル

ベピオゲルとデュアック配合ゲルの違いは、以下の通りです。

  1. 過酸化ベンゾイル(BPO)の配合率
    ベピオゲル:2.5%
    デュアック配合ゲル:3%
  2. 抗生物質の有無
    ベピオゲル:あり
    デュアック配合ゲル:なし

一見、ベピオゲルよりもデュアック配合ゲルの方が、過酸化ベンゾイル(BPO)の配合率が高く、抗生物質も含まれているので、効果が高そうに見えます。

しかし、抗生物質を含む外用剤を使いすぎると、抗生物質に対抗する耐性菌が生まれる可能性があるため、デュアック配合ゲルの使用に慎重になっている医師もいます。

ただし、このデュアック配合ゲルを日本国内の臨床試験にて赤ニキビがある患者296人に、試したところ、赤ニキビの数が2週間で平均62.5%、12週間で平均88.6%減少したという結果報告が上がっています。

そういった背景から、現在では赤ニキビおよび黄ニキビを処置した後の外用薬として、このデュアック配合ゲルを処方する医療機関が増えています。

おわりに

黄ニキビは処置の仕方を間違えると跡として残ってしまう可能性が高いので、なるべく悪化する前に改善することが大切です。現在では、ニキビ治療のガイドラインが改訂されたり、医療機関でもニキビ治療を専門とする外来診療が増えたりと、ニキビの治療法も少しずつ進化し、多様化しています。自宅のケアだけではなかなか症状が良くならず、悪化する一方だという方は、先に挙げた医療機関での治療も考慮に入れてみても良いでしょう。

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ルナ☆ ヨシダ

ルナ☆ ヨシダ

ライター/美容業界勤務10年目。アメリカの大学院を卒業し12年間の海外生活後、帰国。証券会社で翻訳業務に携わる。その後、大学での専門を活かし外資系化粧品会社にてインターネット関連の仕事に従事。趣味は、宝塚観劇、製菓。宝塚の娘役に憧れ、女子力アップを目指す。

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