ニキビの新薬!有効成分「過酸化ベンゾイル」9つの事実

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薬

2014年の暮れ、日本のニキビ治療業界において画期的な成分「過酸化ベンゾイル」が厚生労働省により医薬品の有効成分として承認されました。2015年の4月には、日本でニキビの新薬として有効成分の「過酸化ベンゾイル」が配合された塗り薬「ベピオゲル2.5%」が発売されました。

「過酸化ベンゾイル」は、ニキビの原因となるアクネ菌を殺菌する力があるため、アメリカではニキビ療法には欠かせない成分の一つで、軽度から中度のニキビの治療に50年以上も前から使用されています。アメリカにはこの成分が入ったニキビケアの商品は洗顔料から化粧水まで幅広くそろっており、配合量によってはドラッグストアでも買うことが出来ます。日本で承認されたことにより、ニキビの治療が海外に少し追いつき始めました。

この、「過酸化ベンゾイル」についてアメリカのニキビ情報サイトacne.comから、こちらの記事を参考に、9つの事実をご紹介いたします。

ニキビの新薬に配合された「過酸化ベンゾイル」とは?

①「過酸化ベンゾイル」は軽度から中度のニキビの炎症を抑え、過剰な皮脂分泌を抑えるのに役立ちます。

脂性肌でニキビにお悩みの方には朗報です。

②「過酸化ベンゾイル」は、毛穴の詰まりを解消してくれます。

「過酸化ベンゾイル」は毛包に詰まった角質を取り除いてくれるため、毛穴を詰まりにくくします。毛穴詰まりを予防し、ニキビの原因となるアクネ菌を殺菌することで、ニキビの発生を未然に防ぎます。

③継続的に使うことでより効果が感じられます。

「過酸化ベンゾイル」は毛穴の中にいる常在菌のアクネ菌を殺菌することによって、ニキビに働きかけます。使用をやめてしまうとまたアクネ菌が繁殖してしまうため、出来てしまったニキビ、ニキビ予防のためには使い続けることが大切です。

④一晩では効果なし!

「過酸化ベンゾイル」でニキビ治療をしている時は、根気強くなることが大切です。効果が見られるようになるには、数週間からそれ以上かかる場合がありますが、耐えて待つ価値はあります!

⑤軽めの副作用があるので少しずつから始めることがベスト。

「過酸化ベンゾイル」が配合されている商品は、副作用として乾燥とかゆみが出ることがあります。かゆみを軽減するためには、例えば少量を1日置きに使用するなどして、肌の様子をみてください。もし使用中にかゆみがひどくなったり、ピリピリしたり、腫れたりした場合には、アレルギーの可能性があるため速やかに使用を中止してください。

⑥「過酸化ベンゾイル」に対するアレルギーを持つ人は5%未満。

5%という数値は、抗生物質のペニシリンに対するアレルギーの数値とほぼ同じで、「過酸化ベンゾイル」に対してアレルギーのある人は、ごくわずかと言えます。代表的なアレルギー症状としては、通常はかゆみと赤みですが、もしご自身がアレルギーだと感じた場合は、皮膚科の診断を受けて下さい。

⑦配合量は多いからといって良いわけではない。

アメリカでは過酸化ベンゾイル入りのニキビケア商品は、配合量が2.5%~10%と様々です。(処方箋ではもっと配合量が高いものもあります。)ですが、臨床実験では過酸化ベンゾイルの配合量が低くても、高い配合量のものと効果は同じだったという結果がでており、配合が少ないほうが副作用である肌のかゆみも抑えられ、敏感肌の方でも使用できます。2.5%の配合で、軽度~中度のニキビに大変効果があるとされています。

⑧「過酸化ベンゾイル」は粘り強い!

ニキビ治療に、抗生物質が使われることがありますが、アクネ菌が抗生物質に対して抵抗力を持つ場合があることはご存じですか?これは、抗生物質を使い続けていると、一部のアクネ菌が変形し、抗生物質が効かなくなってしまうということです。過酸化ベンゾイルは抗生物質の治療とは違い、継続して使用してもアクネ菌が変形することがないので、効果を発揮し続けることが多くの研究で分かっています。

⑨漂泊作用に注意!

過酸化ベンゾイルには、漂泊作用があるためタオルや服をにつくと、白くなってしまう場合があります。使用の際には注意が必要です。

国内初「過酸化ベンゾイル」配合のニキビの新薬

ベピオゲル2.5Yahooニュースになどにも取り上げられるほど、「過酸化ベンゾイル」配合の新薬の発売は日本のニキビ治療で大きな進歩となりました。マルホ株式会社から発売された「ベピオゲル2.5%」は国内初の過酸化ベンゾイルが配合されたニキビの治療薬です。
画像出典:マルホ株式会社 ベピオゲル2.5

デュアック配合ゲルこの他、グラクソ・スミスクライン株式会社と株式会社ポーラファルマが共同で、「デュアック配合ゲル」を発売しています。この商品には、「過酸化ベンゾイル」の他に、有効成分として「クリンダマイシン」が配合されております。
画像出典:株式会社 ポーラファルマデュアック配合ゲル

これらの薬は、処方箋で購入が可能になるので、皮膚科の受診が必要です。

数年前は、ニキビの新薬と言えば、アダパレン配合の薬でした。2015年の新薬は、「過酸化ベンゾイル」配合の治療薬。ニキビの治療のための研究は日進月歩です。更に新薬の研究がすすみ、みなさんがニキビに悩むことが少しでもなくなりますように。

参考サイト:acne.com

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ルナ☆ ヨシダ

ルナ☆ ヨシダ

ライター/美容業界勤務10年目。アメリカの大学院を卒業し12年間の海外生活後、帰国。証券会社で翻訳業務に携わる。その後、大学での専門を活かし外資系化粧品会社にてインターネット関連の仕事に従事。趣味は、宝塚観劇、製菓。宝塚の娘役に憧れ、女子力アップを目指す。

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